専門知識ゼロの私が、AIと会社のホームページを作ってみた話

ノートパソコンでAIアシスタントと一緒に会社のホームページを作る、非エンジニアの女性の水彩イラスト AI活用

こんにちは。今日は、わたしが「会社のホームページを自分で作ってみた」体験談をお話ししたいと思います。

といっても、わたしはバリバリのITエンジニアではありません。普段は不動産の仕事を始めたばかりの、いわゆる「パソコンは使えるけど、プログラミングはちんぷんかんぷん」レベルの人間です。そんなわたしが、AI(Claude Code)の力を借りて、会社の不動産事業部のホームページをほぼ自分の手で完成させることができました。

「副業や在宅ワークに興味はあるけど、専門知識がないから…」とためらっている方に、「意外とできるかも」と思ってもらえたら嬉しいです。

ノートパソコンでホームページを作る女性と、まわりに浮かぶAIロボットやサイトのアイコンの水彩イラスト

そもそも、なぜ自分で作ろうと思ったの?

きっかけは、勤め先の不動産事業部が新しく立ち上がったことでした。「ホームページが必要だね」という話になったものの、制作会社さんにお願いすると数十万円〜という見積もり。しかも、ちょっと文章を直したいだけでも「修正は別料金で、対応は1週間後」なんてことも珍しくありません。

「物件が決まったらすぐ載せたい」「お知らせもこまめに更新したい」——そう考えると、自分たちでサッと直せる形がいちばんいい。そう思ったのが出発点でした。

とはいえ、HTMLとかCSSとか、呪文のような言葉が並ぶ世界。正直、最初は「ムリかも」と思っていました。

使ったツールは「Claude Code」

今回いちばん活躍してくれたのが、Claude Code(対話しながら作業を手伝ってくれるAIアシスタント)です。チャットで「こうしたい」と日本語で伝えると、AIがその通りにホームページのファイルを書き換えてくれる、という仕組みです。

イメージとしては、とても優秀で文句ひとつ言わないアシスタントさんに、口頭でお願いしている感じ。たとえばこんなふうに。

  • 「トップページに会社の紹介文を入れて」
  • 「物件の写真をもう少し明るくして、看板の文字はぼかして」
  • 「お問い合わせフォームを付けて」

すると、ものの数十秒で形になっていく。これには本当に驚きました。難しいコードは全部AIが書いてくれるので、わたしがやることは「どんなサイトにしたいか」を言葉で伝えることだけ。

女性が「こうしたい」と話しかけ、AIロボットがホームページの部品を組み立てている水彩イラスト

作っていった流れ

実際の進め方は、こんな感じでした。

① まず全体の設計図を作る
「どんなページが必要か」「どんな順番で見せるか」をAIと相談しながら決めました。トップページ、会社案内、物件紹介、スタッフ紹介、お問い合わせ…と、必要なパーツを一つずつ。
自分では思いつかなかったものをAIが提案してくれたり、質問をしてきてくれるのでそれに答えるだけで、あっという間に全体の設計図が出来上がってしまったという印象でした。

② 中身を埋めていく
会社の歴史や事業内容、スタッフの紹介文などを入れていきます。文章はわたしが伝えた要点をもとに、AIが読みやすい形に整えてくれました。「もう少し地元密着な感じで」とお願いすれば、雰囲気もすぐ調整してくれます。

③ 写真を載せる
スマホで撮った物件やスタッフの写真を、サイト用に明るく軽く加工してもらいました。ここはあとで「詰まったこと」にもつながる、大事なポイントでした。

④ 細かい調整をくり返す
「このボタンの色を変えて」「この文章は削除」など、気になったところをその場で何度も直してもらいました。チャットで言うだけなので、修正のたびに誰かに気をつかう必要もありません。

正直、詰まったこともありました

すべてがスイスイ進んだわけではありません。いくつかつまずいた場面もありました。

その1:写真の「写り込み」問題
物件の写真をそのまま載せようとしたら、AIが「この写真、車のナンバープレートと、お店の看板の電話番号が写っています。ぼかしましょうか?」と教えてくれました。言われて初めて気づいたのですが、たしかに知らない人の情報が写り込んだまま公開するのは危ない。AIがチェック役になってくれて、本当に助かりました。

物件写真に写り込んだ車のナンバーと看板を指さして「ぼかしましょうか?」と教えるAIロボットの水彩イラスト

その2:不動産ならではのルール
不動産の広告には、法律で決められた細かいルールがあります。「徒歩○分」の書き方や、「最高」「日本一」みたいな大げさな表現が使えないこと、取引の形態をきちんと書くこと…。このあたりも、AIが「ここは法律的に直したほうがいいですよ」と先回りして指摘してくれたので、安心して進められました。

その3:写真が消えた!?
フォルダを整理していたら、うっかりサイトで使っている写真ファイルを消してしまい、ページの画像が真っ白に。一瞬青ざめましたが、元の写真さえ残っていればAIがすぐ作り直してくれて、事なきを得ました。「失敗してもやり直せる」という安心感は大きかったです。

完成してみて気づいたこと

こうして、なんとかホームページが形になりました。やってみて感じたことを、正直に書いておきます。

① 「専門知識がない=できない」ではない
いちばんの発見はこれです。コードが書けなくても、「どうしたいか」を言葉で説明できれば、形にできる時代になっていました。料理でいえば、包丁さばきが下手でも、レシピを伝えれば作ってくれるシェフがいる、みたいな感覚です。

② 自分で直せるのは、想像以上に快適
「物件が決まったから写真を差し替えたい」と思った時、その場でパッと直せる。業者さんに頼んで待つストレスがないのは、本当にラクです。

③ 細かい気配りは、人間の仕事として残る
写真の写り込みや、文章の温度感、「ここはお客様にどう伝わるかな」という視点は、やっぱり人間が考える部分。AIは強力な相棒ですが、最終的に「これでいい」と判断するのは自分。その役割があるからこそ、出来上がったサイトに愛着がわきました。

これから挑戦してみたい方へ

もし「自分にもできるかな」と思っている方がいたら、わたしは「とりあえずやってみてほしい」と伝えたいです。最初から完璧を目指さなくて大丈夫。小さな1ページからでも、AIと相談しながら少しずつ形にしていけます。

専門知識ゼロのわたしでもここまでできたのですから、きっと大丈夫。あなたの「やってみたい」を、AIという相棒が後押ししてくれるはずです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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